2019-09-22 リンゴの味 目次 私だけ目覚め、林檎をひとつかじる隣で眠るあなたの横顔を撫でるこの人は誰かしらそれに、ここは何処なのでしょうそういえば、私も誰なのかしらあなたも夢から覚めた時には自分のことがもう分からないでしょうかそしたら林檎を一口あげましょう林檎の味がわかって、あなたも幸せでしょう ……あなたはいつ頃、目覚めてくれるのですか?何日も経って私が痩せるばかりでせっかくとっておいた林檎が崩れてくあなたの寝顔が崩れてく……