二度目の睡眠の日

 

私は眠らない
眠らずに生きている
時間はたっぷり出来る
それが嬉しい
私であるためにやるべきこと
そのすべてをやれる
むしろ眠る時間なんてない
やりたいことだらけなんだ
そんな私でも
眠っていた時間がある
一度目の睡眠は
生まれる前だった
起きたとき私は
赤ん坊だった
でもそれからずっと
今でも私は眠っていない
これからもずっと
眠らないまま
私は私であり続ける
二度目の睡眠の日までは