布団に沈んでく

 

布団に沈んでく
身体がゆっくりと
流砂に飲まれるように
布団に飲み込まれてく
疲れている時
もう動けない時
重力が倍になったように
身体が重く感じて
そのまま布団に
沈んでく
もうこのまま
ずっと沈んだままでいい
起き上がれなくてもいい
その時は本当に
そう思うんだ