知らない道に迷い込む日課

 

知らない道を見つけると入りたくなる
そういう場所を目にしたら
とりあえず入ってみるのを日課にしている
迷い込んだ先で意外な場所に繋がったり
見たこともないところに出ることがあって
そんな新しい発見にいつもワクワクするのだ
まるで子供の頃の探検のようで
楽しくてたまらない
いや、実際にこれは探検なのだ
大人になってもそれが続いているのは
傍目に見ればおかしなことと思うだろう
だが私はそんなこと構いやしない
それほどに知らない道が好きなのだ
迷い込んでみるのが楽しいのだ
だからこれがずっと私の日課なのである

いつか帰ってこられなくなってもいい